AWS事業本部インテグレーション部始動です!
7月1日付で発足したインテグレーション部に7月1日付で入社した島村です。
はじめに
7月1日付でクラスメソッド株式会社では、インテグレーションプロジェクトをマネジメントするAWS事業本部インテグレーション部(以下インテグレーション部)を立ち上げました。
インテグレーション部は「お客様側開発ベンダやSESパートナーの参画するメンバーズを基盤としたインフラインテグレーションプロジェクトをマネジメントし、要件定義・基本設計・詳細設計・環境構築・運用保守を通じて、プロジェクトを成功させる」というミッションがあり、どのようなサービスを提供すればお客さまが望む結果が得られるかを入社翌日くらいから検討してきましたが、約二週間が経過し、ようやく一部をご紹介できる段階にたどりつきました。
そもそもインテグレーション部は
従来、クラスメソッドはAWS関連の問題解決に中心に、お客さまの事業に貢献してきました。新しい技術にいち早く着目し、お客さまと新しいビジネスを創りだすこと、これまでにない新しい価値を提供することに主軸を置いています。一方で、AWS導入に関連して現行システムの改修や新規システムを導入したい場合などは、お客さまからは「プロジェクト全体の推進をクラスメソッドにお願いしたい」「業務担当のパートナー会社も管理してくれないか」などのご要望があがっていましたが、ご要望に応えられないことも少なくありませんでした。
そこで今回、これらの要望に応えられるよう「AWSの優秀な技術者はすでにたくさんいる」「必要なのはシステムインテグレーションやプロジェクトマネジメント経験」ということで、二名が7月1日付で入社し、同日先輩二名とともに四名体制でインテグレーション部が立ち上がったわけです。
インテグレーション部がやること
インテグレーション部のミッション達成のため、まずは以下の二つをやっていく、と決めました。
- AWS採用・導入プロジェクトにおける、プロジェクトの円滑な推進の支援(マネジメント支援サービス)
- AWS導入済みのお客さまに対して、お客さまの事業計画に基づいたAWSを活用したシステムのあるべき姿を共有し、ともに課題を解決する(アカウントサービス)
それでは、以下にマネジメント支援サービスとアカウントサービスの概要について示します。
マネジメント支援サービス
マネジメント支援サービスの概要です。
- AWS導入プロジェクトを進めていくことに不安がある場合
- プロジェクトを進めるにあたり、複数ベンダーのとりまとめが難しい場合
上記のような場合に、クラスメソッドのプロマネがお客さまのカウンターとなってプロジェクト推進の支援を行います。また、リードタイムを最優先に考えるマネジメントから、しっかり型マネジメントまでお客さまと相談のしたうえで柔軟に対応するサービスです。プロジェクト全体の推進や他ベンダーさまのマネジメントについては従来対応できないことがありましたが、マネジメント支援サービスでは、体制や作業内容に関わらず(もちろん条件はありますが)、対応するものです。
マネジメント支援サービスのイメージを体制図で示すと、以下のようなものになります。
*1:プロジェクトにおいて、新規業務開発を行う場合 *2:プロジェクトにおいて、現行システムに改修等が発生する場合
インテグレーション部は、お客さまのプロジェクト管理者のカウンターパートナーとなります。その際、従来はマネジメント範囲としていなかった業務アプリに関するチームや、現行システムベンダーさまもお客さまのご要望がある場合にマネジメント対象として、お客さまとともにプロジェクトを推進するサービスです。
従来からご評価いただいているクラスメソッドの技術力に「プロジェクトマネジメント」を追加してお客さまの事業に貢献していきます。
アカウントサービス
続いてアカウントサービスの概要です。
- とりあえずAWSを採用したが、事業視点で今後の活用方法を検討していきたい
- AWSを基盤に新しいことにチャレンジしたいが、どこから始めたらよいかわからない
お客さまへの新しい技術のご紹介や問い合わせについては、フートアドバイザー等のサービスをご提供していました。従来からのサービスと合わせアカウントサービスでは、お客さまの事業視点に基づいた提案をおこない、お客さまの事業に貢献するAWS活用をともに検討していきます。また、「AWSで困ったらまずはアカウントへ」という新たな接点も設けます。AWS技術者と連携しながら課題解決を図るサービスです。
おわりに
これから二つのサービスをしっかり育てて、お客さまのプロジェクトを成功させる = お客さまの事業に貢献するよう進めていきます。そして「インテグレーションもクラスメソッド」と認知され、何か困ったらクラスメソッドへご相談いただけるようになればと思っています。まだまだ柔らかい組織ですが、よろしくお願いいたします。